トルコの伝統手芸「イーネオヤ」

イーネオヤとは、シルク糸を縫い針で編みレースやお花のモチーフを作る手芸の一つです。

 

トルコの中央アナトリア地方が発祥の地と言われるこのイーネオヤは、もともとトルコ人女性の花嫁道具でした。

 

イスラム教の女性たちは、頭をスカーフ等で隠す風習があるのですが、そのスカーフの縁を自ら編んだ美しいオヤで飾るのです。

 

スカーフの縁飾りの他にも、ピアスやブレスレット、ネックレスといったアクセサリーから、テーブルクロスやベッドカバーといった大作まで、

 

いろいろなオヤを編んで、結婚の時に持っていくんだそうです。

 

今回ご紹介する「苺のピアス」は、そんなイーネオヤを立体的に編み上げたとてもかわいい作品です。

 苺のコロンとしたフォルムも乙女心をくすぐりますが、私のオススメポイントは、白い苺のお花です！！

 

白いお花がこのピアスをさらにかわいく華やかにしてくれています。

 

当店のオヤアクセサリーは、すべて中央アナトリアのカッパドキアに住む女性たちによって作られています。

 

発祥の地の女性たちの作品は本当に芸術品のよう。

 

特にイーネオヤと呼ばれるオヤは、編み目がとても細かく作るのに大変時間がかかります。

 

その分繊細な編み方で細かいところまで丁寧に作られているのでとても丈夫。

もちろん、誰にでも簡単に作れるものではありません。

長年の経験や技術があってこそ、こんなにステキな作品を作ることが出来るんです！！

 

耳元でゆれる存在感のある「苺のピアス」は、イベントが増えてくるこれからのシーズンにぜひ身につけてほしい一品です！！

もちろん、春先まで活躍すること間違いなしですよ！！